離婚してから、もう何年が経ったでしょうか。
元夫に引き取られた息子が、もうすぐ20歳の誕生日を迎えます。
今は離れて暮らしていますが、母としての気持ちは、変わることなく心の中にあります。
そんな息子に、20歳という節目にふさわしい贈り物をしたいと思いました。
派手ではなく、けれどずっと大切に使えるような「本物」を贈りたかったのです。
万年筆?腕時計?それとも…
最初は腕時計や革小物など、いろいろと考えました。
けれど、ふと思い出したことがあります。
中学生の頃、息子が小さな手紙をくれたことがありました。
その手紙には、彼の優しさや素直さが、文字のひとつひとつからにじんでいました。
「書く」という行為には、言葉だけでなくその人の心が残ります。
だからこそ、これから社会に出ていく彼のそばに、寄り添い続けるような一本のペンを贈りたいと思いました。
選んだのは、PARKER ソネット ニューコレクション
いくつかの筆記具ブランドを比較しましたが、最後に心が動いたのが
PARKER(パーカー)SONNET(ソネット)ニューコレクションのボールペンです。
イギリス王室御用達として知られる老舗ブランド「パーカー」。
その中でも「ソネット」シリーズは、長く愛され続けている定番で、デザインと機能性のバランスが非常に優れています。
クラシカルで上品、それでいて現代的なスマートさも兼ね備えたデザインは、
これから大人として歩み始める息子にぴったりだと感じました。
世界にひとつだけの「名入れ」で特別感を
せっかくの節目の贈り物なので、「名入れ」をしてもらうことにしました。
自分の名前が刻まれた道具は、それだけで少し誇らしく、自信につながるものです。
どんな場面でも、自分を信じて前に進んでいけるように。
このペンを見るたびに、母からの思いをほんの少しでも感じてくれたら、それだけで十分です。
離れていても、ずっとあなたの母親です
20年間の「おめでとう」と「ありがとう」を、
この一本のペンに込めて贈ります。
あなたがこれから書き綴っていく人生が、
あたたかく、しなやかに、そしてあなたらしく輝きますように。
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