娘の大学受験

子育で

先日、娘と一緒に大学のオープンキャンパスへ行ってきました。

うちの娘は高校3年生。
勉強があまり得意ではなく、気づけばあっという間に受験の年に。
「このままじゃいけない」とは思っているものの、なかなか夢や目標が見つからない様子です。

「大学には行きたい」と言うものの、いざ机に向かうと集中できず、やる気も安定せず…。
それでも高校1年の終わり頃から家庭教師をお願いし、なんとか勉強の習慣は身につきました。

高校2年からは塾にも通い始め、自習室を使いながらコツコツと頑張ってはいるものの、成績は思うように伸びず。
ただ漠然と「大学に行きたい」という気持ちだけを胸に抱いているようでした。

そんな中、何度か親子で話し合いを重ねました。
「まずは、どんなことに興味がある?」「将来、どんな仕事をしてみたい?」と問いかけながら、
「正解なんてないから、自分の心に正直になって考えてみたらいいよ」と。

娘が出したひとつの答えは——
「美容に興味がある。化粧品の開発やマーケティングに関わる仕事がしてみたい」。
そして、「行ってみたい大学があるから、一緒にオープンキャンパスに行ってほしい」と言ってくれました。

私にとっても、オープンキャンパスは初体験!
学部・学科の説明、体験授業、学生さんとの交流、先生との個別相談、学食体験…と、まさに大学の“今”を体感する一日。

学生さんたちがキラキラして見えて、「大学生活って楽しそうだなあ…私も行ってみたかったなあ」と、ちょっぴり羨ましい気持ちに。

でも、パンフレットの学費のページを見た瞬間、私は目が点に(笑)。
「そりゃあ、こんなにきれいで整ってるはずだわ!」と思わず納得。

ちなみに行ってきたのは女子大。
キャンパスも雰囲気もまさに“キラキラ”! 本当に素敵な空間でした。

ただふと、こんな疑問が浮かびました。
「この大学で、娘の夢は叶うのかな?」

気になった私は「せっかくだから、先生に相談してみたら?」と娘に促し、個別相談へ。

そこで先生から返ってきたのは、ちょっとシビアな現実でした。

「最近はSNSの影響もあって“化粧品のマーケティングがしたい”という女子高生、多いんです。
でも、正直に言うとそれを本当に仕事にできるのは一握り。
僕の知人で実際にその業界に入れたのは、英語と中国語がペラペラな人。
それくらいの武器がないと、なかなか難しいですね」

娘は「そうなんだあ……」と少し驚いたような、納得したような表情。

夢と現実のギャップに、ちょっと戸惑っている様子でした。

さて、ここからどうするのか?
まだまだ未知の世界。

でも、そんな戸惑いや迷いこそが、青春なのかもしれませんね。

それにしても……大学の学費って、本当にすごいんですね(涙)。

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